原産地
北米大陸の東側にあるアパラチア山脈周辺に分布しており、製材品の出荷はアメリカ合衆国のテネシー州やケンタッキー州にが主となっています。
現在は砂漠化している中近東にもかつては生息していたと言われています。
比重
気乾比重:0.78
強度
非常に硬い
その他の名称
英名:[Acacia mangium]
学名:[Robinina pseudoacacia]
価格
やや高価
色調
辺材は淡い黄色で心材は淡い緑褐色、色調が異なるので辺材、心材の境界は分かりやすい樹種です。
アカシアの木材は現在ではフローリングの材料などに多く使用されています。アメリカの開拓時代にはその強靭さを活かして馬車の車輪や車軸の材料としても使用されており、その後は電柱や支柱、枕木や造船の材料として使用されていた時代もあったようです。
また、古代エジプトでは家具や作業台、工具の材料として使用されていたようで、大英博物館に保存されているファラオの椅子もアカシアで作られているそうです。