木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

アフリカ産木材
このページではアフリカ大陸の主に中央部、ザイール、カメルーン、ガボン、コンゴ、コートジボアール、ガーナなどの熱帯雨林地域に生育している木材の中で商業的に流通しているものを五十音順でリスト化し、ご紹介しています。
この地域の木材の詳しい情報を調べる場合は下記のリスト内の樹種名をクリックしてください。
アフリカ産の木材は日本ではあまり知られていないものも多いのですが、大径木が多く産出され、材質が良く、色調も非常に美しいものが多く生育しています。

また、代表的な木材の産地である熱帯雨林地域の他にもアフリカ大陸には面積の最も広いサバンナ林、熱帯雨林の外に広がる山地林の他、ごく僅かですが、亜熱帯林、針葉樹と広葉樹の混交林や地中海に面した地域では地中海性樹林も見られます。

このように、アフリカ大陸には豊かな森が非常に多く、形成されていますが代表的な木材のひとつである「ウェンジ」、「ゼブラウッド」などは国際自然保護連合のレッドリスト、絶滅危惧種に指定されており、「アフリカンマホガニー」も国際自然保護連合により、危急種に上げられています。
数が少なくなっているのは、いずれも人気のある種の為、これからの活動により、いかにこの問題を解決していくかが今後の課題だと思われます。
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