木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

スネークウッドクワ科 | 広葉樹

スネークウッドの板
原産地
南米のギニア周辺のみで生育しており、産出量も少ない為、希少な木材です。
比重
気乾比重: 1.22
強度
非常に硬い
特徴
スネークウッドは多くのクワ科の樹木と同じく、比較的小さい木で胸高直径が25～30cmほどにしかならず、生育している地域も限定されている事から入荷量が限られている為、非常に入手が困難な木です。

気乾比重が1.22と非常に重い為、世界一重い木のひとつだといわれています。（※リグナムバイタも世界一重い木のひとつだと言われています。）

スネークウッドはその名の通り、蛇の皮のような木目のでる大変珍しい木で、ステッキなどに加工して販売される場合は非常に高値で販売されています。
スネークウッドの木
その他の名称
レターウッド
学名:[Piratinera guianensis]
価格
希少
色調
辺材は灰白色で、心材は濃黒褐色。辺材、心材の境界は明瞭ではっきりしています。
用途
スネークウッドの持つ珍しい木目と重さを活かし、ステッキやバイオリンの弓の材料として利用されています。
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