木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ベイヒヒノキ科 | 針葉樹

ベイヒ写真1
原産地
アメリカのオレゴン州ポートオフォードを中心にして生育しています。
比重
気乾比重:0.48
強度
特徴
ベイヒは北米で産出されるヒノキ科の木で、日本のヒノキとよく似ており、ベイヒだけに見られる特徴としては墨の吸収が少ない事があげられ、看板材などに向いているとされています。
日本ではヒノキの代わりによく使われており、変色菌がやや付きやすい事以外は日本のヒノキと殆ど変わりません。
耐朽性、保存性が高く、酸に対する抵抗もあります。また、表面の仕上げは良好で光沢がでます。
ベイヒ写真2
その他の名称
ポートオーフオードシダー、ローソンヒノキ、ピーオーシーダー
学名:[Cupressus lawsoniana]
価格
やや高価
色調
辺材の色は白色から淡黄白色で、心材は黄白色から淡黄褐色。辺材、心材の境界は不明瞭で見わけがつかない事があります。
用途
ベイヒはヒノキによく似ている為、用途はほぼ同じで、建材、内装材としての利用の他、彫刻、櫛、木槌、道具の柄、楽器、ヨットボート、化粧単板などに利用されます。
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