木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ブラッドウッドクワ科 | 広葉樹

ブラッドウッドの板
原産地
南米北部、ペルー、ギアナ、ベネズエラ、ブラジルなどに生育しています。
比重
気乾比重:1.10
強度
やや硬い
特徴
ブラッドウッドは非常に高く生長する種で樹高が40mにもなる熱帯雨林の木です。製材するとブラッドウッドの名に恥じない、息を呑むほど美しい鮮やかな赤色の表面が特徴的な木材となります。
木材の表面は驚くほど、均一で滑らか。また、心材にはまれに黄褐色から金色の筋が現れる事があります。
乾燥が非常にはやい上に乾燥後は安定しており、耐久性は高い。独特の美しい色調を引き立てるようかのように、光沢も出やすい木です。
ブラッドウッドの木
その他の名称
アカミノキ
学名:[Brosimum paraense]
価格
高価
色調
辺材は黄白色、心材は切断当初は美しい均一な赤色をしていますが、時間が経過すると次第に濃赤色になっていきます、色が明らかに違う為、辺材、心材の境界にはハッキリとした線が確認でき、判断を容易にしています。
用途
ブラッドウッドは辺材が広く、心材の幅がない為、用途は限られています。ひとつは道具の柄などの材料でもう一つは彫刻や小物の材料として利用されます。
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