木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ビャクダンビャクダン科 | 広葉樹

ビャクダンの板
原産地
インド南部、及びインドネシア、オーストラリアに分布しています。
比重
気乾比重:0.95~0.99
強度
非常に硬い
特徴
ビャクダンは香木としての利用は有名ですが希少な木である為、木材としても高級品とされます。
また、非常に硬い木材でノミが欠けてしまう事がある材ですが仏像の材料として人気があり、仏教儀式の道具の材料としても利用されています。

周辺の木の根に寄生して育つという性質を持っており、まわりに植物がないと育ちません。このような特徴もあってビャクダンは栽培は大変困難で年々数が減少しており、原木の輸出は禁止されています。
ビャクダンの木
その他の名称
インドビャクダン、サンダルウッド
学名:[Sanralum album]
価格
希少
色調
辺材は白色で、心材は黄灰白色。辺材、心材の境界は不明瞭でやや分かりづらい。
用途
ビャクダンは主に仏像彫刻、仏教儀式の道具の材料として使われます。
数が少ない為、一般の市場に木材として出てくる事はほとんどありません。
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