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ベイマツ/ダグラスファーマツ科 | 針葉樹

ベイマツ板目
▲ ベイマツ板目
ダグラスファーの板
原産地
北米大陸の西海岸およびイギリス、オーストラリア東部、ニュージーランドなどに分布しています。
比重
気乾比重:0.53
強度
ベイマツ柾目
▲ ベイマツ柾目
ダグラスファーの木
その他の名称
米松、オレゴンパイン、ブリティッシュコロンビアパイン、コロンビアパイン
学名:[Pseudotsuga menziesii]
価格
色調
辺材は赤みがかった黄褐色、心材は淡い赤黄褐色で鮮やかな色をした年輪が特徴です。心材、辺材ともに色調が似ている為、境界を見つけるのはやや難しい。
特徴
ベイマツ(ダグラスファー)はとても大きく育つ樹種で、大きいものでは樹高が90mを超えることがあります。一般的なものでも樹高50m、胸高直径が1.5mほどになります。また、節などの欠点の少ない材が得られる木です。年輪が目立つ事も特徴のひとつです。
乾燥はとてもはやく、狂いもあまりでませんが、節の部分は乾燥の際に抜ける事があります。乾燥後は安定した木材となります。
強度は概ね中庸ですが、曲げ強さ、剛性、圧縮強さは高い。加工については手道具でも機械でも問題なく行う事ができますが、刃先を鈍くする特性がやや見られるので、刃先の研磨にはやや注意を払う必要があるようです。釘打ち、ネジ止めについては押し込むと割れる事があるのでドリルなどで下穴をあけた方が良い仕上がりが得られます。
また、耐久性については並ですが、虫の害を受けやすく、保存薬剤などによる処理もやや困難とされています。
用途
ベイマツ(ダグラスファー)は主に建築の材料、建具、合板などに利用されています。
また、木目の美しいものはスライスカットされて化粧単板にも用いられ、杭や枕木、桶などにも使用されています。

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