木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ヒバヒノキ科 | 針葉樹

ヒバの板
原産地
東北以南の山間部に生育。ヒノキアスナロは北海道から栃木県の日光付近に分布しています。
比重
気乾比重:0.37~0.52
強度
特徴
ヒバ(アスナロ)は木曾五木に数えられる程の良材で、ヒノキ科に属しています。

青森ヒバは昔から神社、仏閣の建築材としてよく使われていますが、その材質は薬用成分が強く、湿気、腐蝕などに対する耐久性が強い事が長年の実績により証明されています。

また、桶などの風呂用の道具の材料としても利用されています。ヒバは独特の強い香りが特徴で、菌に対して非常に強い事から、まな板材としては最高級の材と言われています。
ヒバの木
その他の名称
アスナロ、ヒノキアスナロ、アテ、アテビ、ツガルヒノキ、クマサキ
学名:[Thujopsis dolabrata]
価格
やや安価
色調
辺材は帯黄白色、心材は淡黄白色で、辺材、心材の境界は明瞭です。
用途
ヒバは主に建築用の建材、まな板、浴槽、風呂桶などに使用されます。
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