木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ラーチマツ科 | 針葉樹

ラーチの板
原産地
スイスのアルプスからロシアのカルパチア山脈までに生育する樹種とカナダ、アメリカなどに生育する樹種とがあります。
比重
気乾比重:0.48~0.61
強度
特徴
ラーチは樹高が30~45m、胸高直径が1.1mほどの木で、ヨーロピアンラーチやウェスタンラーチなど数種類の木がラーチとして扱われている為、木材によって色調や硬さなどに少し幅があります。
乾燥は早く、乾燥中にやや変化する傾向にありますが、乾燥後は安定した木材となります。強度に関しては概ね中庸ですが、剛性に関してはやや劣っています。
加工は手道具でも機械でも容易ですが割れやすい材の為、釘打ちの際は注意が必要です。また、ステインやペイントなどとも相性がよく、どのような塗装を行っても良い仕上がりを得る事ができます。
虫害に関してはやや受けやすく、保存薬剤の処理もやや難しく、耐久性は中程度ですが、キチンと処理を行ったものは屋外でも問題なく利用できます。
尚、日本のカラマツも世界的に見るとこのラーチに含まれます。
ラーチの木
その他の名称
ヨーロピアンラーチ、ウェスタンラーチ、カラマツ
学名:[Larix spp.]
価格
色調
辺材は薄褐色、心材は淡赤褐色から暗赤褐色。全体的に赤橙色の色調を帯びています。
用途
ラーチは保存薬剤の処理を行ったものは支柱、杭、電信柱、外装材、枕木、橋など屋外で利用されます。
その他にも内装材や、スライスカットされて表面材として使用したり、住宅などを建築する為の建材などとして利用されており、幅広い用途があります。
木材アクセスランキング TOP10