木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

リンバは樹高は40m以上、胸高直径1.5mほどの大きさになる樹木です。
一般的に手に入るものは淡い色をしていますが、まれに黒い縞模様の入ったブラックリンバと呼ばれるものも存在しています。また、黒い縞模様の入ったリンバをブラックリンバとした場合、縞模様の入ってないものをホワイトリンバ又はライトリンバと呼びます。

乾燥は天然乾燥を行う場合は割れを生じる可能性がある為、慎重に行う必要がありますが、人口乾燥とは相性が良く、殆ど劣化することなく早く乾かす事ができます。また、乾燥後の劣化も殆ど見られません。
強度に関しては全体的に中くらいのレベルで、弾力性に関してはやや低いようです。
加工は基本的に容易ですが、肌目が荒い木材なので刺などが手に刺さり、炎症を起こす危険性があります。釘打ち、ネジ止めについては下穴をあけてから行った方がいいようです。
耐久性はあまりなく、キクイムシなどの害を受ける危険性があります。