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オベチェ/アユースアオギリ科 | 針葉樹

オベチェの板
原産地
オベチェはアフリカの中央部、ナイジェリア、ガーナ、コートジボアール、カメルーン、ザイールなどの西アフリカに分布しています。
比重
気乾比重:0.38
強度
軟らかい
特徴
オベチェは樹高が40m、胸高直径が1.2mほどに成長する大きな木です。基本的には軽くて軟らかい材質をしています。日本ではアユースの名で呼ばれている事もあります。

乾燥に関しては容易で比較的、早くおこなう事ができ、避けやひび割れが起こる事もほとんどありません。また、乾燥中、乾燥後の狂いもあまり見られない木材です。
強度的には木質が軟らかい為、全体的に高いとは言えません。中でも弾力性は特に低いようです。
オベチェは軟らかく、加工性は高い。しかし、材が軟らかいので釘止めはあまり強度がでません。

耐久性に関しても、このオベチェは高いとは言えず、虫の害にも弱い木材ですが、絶滅の心配がない為、大量生産用に広く入手する事ができ、安心して使える木材だといえます。
オベチェの木
その他の名称
アユース、アフリカンホワイトウッド、ソフトサテンウッド、ブッシュメイプル、アフリカンメイプル、アフリカンプリマベラ
学名:[Triplochiton scleroxylon]
価格
やや安価
色調
辺材と心材の色調は非常によく似ており、共に淡黄白色~黄白色です。
用途
オベチェは価格が安い事から、大量生産品の家具や、合板、梱包材として利用されます。
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