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パラナパインナンヨウスギ科 | 針葉樹

パラナパインの板
原産地
南米のブラジル、パラグアイ、アルゼンチンに生育しています。その中でもブラジルのパラナ地方で特によく見られます。
比重
気乾比重:0.48~0.64
強度
特徴
パラナパインは名前がパインなので、マツ科の樹種のようですが、実際にはナンヨウスギ科の針葉樹です。大きさは樹高が40m、胸高直径が1m以上にもなり、真っ直ぐに成長します。

重さに非常にバラつきのある木で乾燥に関しても難易度が高く、特に色の濃くなっている部分から割れる危険性が高い。乾燥中に狂いが生じやすいので使用前に十分に乾燥させる必要があります。
強度は全体的に全体的に中庸かやや低い印象で、特に衝撃に弱いという性質がある為、それをキチンと頭に入れた上で用途を決めた方がよいでしょう。
加工においては手道具でも機械でも非常に容易で、木理も通直でフチが欠けるような事もまずありません。カンナとも相性が良い為、光沢のある美しい仕上がりの表面が得られます。
パラナパインは耐久性があまりなく、キクイムシの害も受けやすい樹種ですが、保存薬剤などで処理を施せば、その欠点はある程度、補う事ができます。
パラナパインの木
その他の名称
ブラジリアンパイン
学名:[Araucaria angustifolia]
価格
やや高価
色調
全体的に淡黄褐色で、暗褐色から赤褐色の筋が見られます。
用途
パラナパインは日用家具や内装、建具材として主に利用されます。他の多くの針葉樹と同じく、硬度があまりないという欠点を持っていますが、それ故に加工が行いやすい為、日曜大工の材料としても使用されています。
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