木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ラジアタパインマメ科 | 広葉樹

ラジアタパイン写真1
原産地
ニュージーランドやアメリカのカルフォルニア州に生育しています。尚、日本に輸入されているものは殆どがニュージーランド産のものです。
比重
気乾比重:0.49
強度
特徴
ラジアタパインは成長の早い木で樹高が10~40m、胸高直径が70mほどになる木です。生育地であるニュージーランドでは植林してから25~30年で伐採し、植林するというサイクルがしっかりと出来ており、安心して利用する事ができます。

乾燥は人口乾燥で問題なく乾燥する事ができます。また、その際、保存薬剤を注入してから行うというやり方がニュージーランドではベターな方法となっているようです。
強度は中庸で、広い用途で使用する事ができますが、硬度が必要な用途ではやや硬さが足りないかもしれません。

耐久性に関しては、ラジアタパインは元々、変色しやすくて菌に弱い樹種なのですが、保存薬剤を吸収しやすいという特徴を持つ事もあり、日本に入ってくるラジアタパインは殆どが保存処理が既に行われている事から屋外でも使用できる程の耐久性を持っています。
ラジアタパイン写真2
その他の名称
ラディアタパイン、ラジアータパイン、ラディアタマツ
学名:[Pinus radiata]
価格
やや安価
色調
辺材は帯黄白色で、心材は帯紅淡褐色。辺材と心材の境界は分かりやすく、見分けやすい。
用途
ラジアタパインは建材、内装材、外装材、家具材、DIYなど幅広い用途で使用されている木材です。ホームセンターなどでも販売しているので気軽に手に入れる事が出来ます。
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