木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

レッドシダーヒノキ科 | 針葉樹

レッドシダー写真1
レッドシダー写真3
原産地
北米の太平洋岸のバンクーバー周辺、オリンピア半島、シアトル周辺に多く分布しています。
比重
気乾比重:0.37
強度
やや軟らかい
特徴
レッドシダーは樹高が45~76m、胸高直径が1~2.4mに達する非常に大きな木です。水質に強く、水に触れても腐りにくい強い耐久性を持っています。
加工性もよく、狂いも少ない材で、特有のその甘い香りには気持ちをリラックスさせる効果があると言われています。
また、塗料も様々なものが使用でき、断熱性能にも優れていおり、軽くて扱いやすい木材です。
釘打ちは問題ないが、酸性の木の為、鉄を腐食させるという特徴がある為、メッキを施したものか銅で出来たものを使用する必要があります。
レッドシダー写真2
レッドシダー写真4
その他の名称
ベイスギ、ウエスタンレッドシダー、カナダスギ
学名:[Thuja plicata]
価格
色調
辺材は白色、心材は暗茶褐色で、辺材、心材の境界は明瞭ではっきりしています。
用途
レッドシダーは水に強いという性質を活かし、外装材やウッドデッキ、フェンスなどに主に用いられます。
他にも内装材として天井板や建具などにも使用される事もあります。
最近では建材としても用いられ、様々な建築に応用できる汎用性の高い建材と言われています。
木材アクセスランキング TOP10