木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

シラカバカバノキ科 | 広葉樹

シラカバの板
原産地
海外では同種の木が中国、朝鮮、シベリアに分布している。国内では主に本州中部と東北より北の比較的寒い地域で見られます。
比重
気乾比重:約0.64
強度
特徴
シラカバは寿命の短い木で80年ほどしか生育しないと言われており、樹高は20m、胸高直径も70cmほどまでしか成長できません。

乾燥の際の狂いは比較的小さく、強度は並。曲げに対しては強い耐性がありますが、耐朽性、保存性は共にあまりよくありません。
木材としての価値よりも特徴的で美しい見た目から観賞用としての方が有名で、北の高原の風物詩とされています。
シラカバの木
その他の名称
ガンピ
学名:[Betula platyphylla Sukatceev Japonica]
価格
不明
色調
辺材、心材ともに淡黄白色で、心材、辺材の境界を見つけるのは難しい。
用途
シラカバは一般的に木材として使用さえるケースがあまりありませんが、内装材として使用する事はあります。
樹皮が特徴的な木なので、樹皮の味をそのまま活かした器やなどの小物が人気で最近では健康補助飲料の原料としても使われています。
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