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イエローパインマツ科 | 針葉樹

イエローパイン板目
▲ イエローパインの板目
イエローパインの板
原産地
主にアメリカ東部に生育しています。
比重
気乾比重:0.39~0.42
強度
やや硬い
イエローパイン柾目
▲ イエローパインの柾目
イエローパインの木
その他の名称
ホワイトパイン、イースタンホワイト、ソフトパイン、ケベックパイン、ロンググリーフパイン、ショートリーフパイン、ロブローリーパイン、スラッシュパイン、サザンパイン
学名:[Pinus echinata]
価格
安価
色調
辺材は淡黄白色で、心材は赤褐色。辺材、心材の境界は明瞭で見分けやすい。
特徴
イエローパインは大きいものだと樹高が45m、胸高直径が1.5mにもなる大きな木で、摩耗に対する耐久性があり、光沢が出やすく仕上がりの美しい木ですが加工はやや困難です。

マツ科の木材としては比較的、ヤニが出にくい種類で乾燥は容易で乾燥中の収縮などもおこらず、乾燥後も狂いが少なく安定しています。

強度に関しては比重の割には全ての数値が並以上で全体的に強度の高い樹種だといえます。
また、イエローパインは塗装との相性も良好なので塗装をおこなう場合も美しく仕上がります。

価格も安く、非常に使いやすい木材なのでホームセンターなどでもよく売られていますが一般的な家具の材料などに使用される木材なので高級家具での利用はほとんどありません。

欠点としては虫害の耐性があまりない種類の為、虫の害に対する注意が必要です。
用途
イエローパインは主に家具や小物、彫刻などの材料として使用されます。家具に使用する場合はオイルフィニッシュで仕上げるとカントリー風の優しい印象の仕上がりになります。
また、低い収縮性と高い安定性を活かし、製図板やドアなどの内装の他、ギターやオルガンなど楽器の材料にも利用されています。

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